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YouTubeサムネイルの色選び完全ガイド【クリックされる配色パターン】

ShinCodeサムネAI開発者
10分で読める

「サムネイルの色、何色にすればいいかわからない...」

最初の頃、私はサムネイルの色選びにめちゃくちゃ時間をかけていました。好きな色を適当に選んだり、なんとなくおしゃれっぽい配色にしたり。でも、クリック率は全然上がらなかった。

ある日、人気YouTuberのサムネイルを100枚以上スクショして分析してみたんです。そしたら、クリックされるサムネイルには明確な色のパターンがあることに気づきました。

この記事では、私が実際に試して効果があった色選びのコツと、ジャンル別のおすすめ配色パターンを紹介します。

なぜサムネイルの色選びが重要なのか

まず前提として、色がサムネイルに与える影響について整理しておきます。

YouTubeの検索結果や関連動画の一覧を見ると、たくさんのサムネイルが並んでいますよね。その中から一瞬で目を引くには、色の使い方が決定的に重要なんです。人間の脳は、文字を読むより先に色を認識すると言われています。つまり、サムネイルの色が魅力的でないと、そもそも内容を見てもらえない可能性があるわけです。

また、色には心理的な効果があります。赤は緊張感や緊急性を、青は信頼感や落ち着きを、黄色は注意を引く効果があります。この心理効果を意識して色を選ぶことで、視聴者の感情に訴えかけることができるんです。

コントラストを極端にするのが一番大切

色選びで最も重要なのは、背景と文字の色に強いコントラストをつけることです。

よくある失敗は、「おしゃれな配色」を意識しすぎて、似たような色を組み合わせてしまうパターンです。パステルカラー同士とか、グレー系でまとめるとか。デザイン的にはきれいに見えるんですが、サムネイルとしては致命的に目立たないんですよね。

コントラストの強いサムネイル例
コントラストの強いサムネイル例

私が効果を実感したのは、黒背景に白や黄色の文字、濃い青背景に白やオレンジの文字、赤背景に白や黒の文字といった組み合わせです。逆に、グレー背景に白文字は読みにくいし、パステルピンクとパステルブルーの組み合わせはぼやけて見えてしまいます。茶色とオレンジも似すぎていて目立ちません。

最初は「こんなにコントラスト強くしていいの?」と思うかもしれませんが、YouTubeの一覧で他のサムネイルと並んだときに、それくらいでやっと目立つんです。

使う色は3色以内に絞る

色を使いすぎると、ごちゃごちゃして何が何だかわからなくなります。私のおすすめは「背景色」「メイン文字色」「アクセント色」の3色で構成することです。

例えば、背景をダークネイビーにして、メインの文字を白、強調したい部分だけ黄色にする。これだけで、プロっぽいサムネイルになります。

シンプルな配色のサムネイル例
シンプルな配色のサムネイル例

色を増やしたくなる気持ちはわかります。「ここも目立たせたい」「この部分は違う色にしたい」と思ってしまう。でも、色を増やすほど視線が分散して、結局どこを見ていいかわからなくなってしまうんです。ぐっと堪えて3色以内に抑えましょう。

競合と違う色を選ぶという発想

意外と見落としがちなポイントなんですが、自分の動画が表示されそうなキーワードで検索してみてください。どんな色のサムネイルが多いですか?

例えば料理系なら、赤やオレンジが多いはずです。ビジネス系なら青が多い。ゲーム実況なら派手な赤や黄色が多い。みんなと同じ色を使っていたら、埋もれるだけなんですよね。

あえて逆の色を選ぶことで、一覧の中でパッと目を引くことができます。料理系であえて青を使うとか、ビジネス系であえてゴールドを使うとか。最初は「この色で大丈夫かな?」と不安になるかもしれませんが、目立つことが最優先です。

差別化された配色例
差別化された配色例

私も以前、ビジネス系の動画で周りが青ばかりだったので、あえて黒×金の配色にしてみたことがあります。結果、クリック率が1.5倍くらいになりました。「違和感」が「目立つ」に変わったんですね。

色の心理効果を知っておこう

色には心理的な効果があります。この効果を理解して使いこなすと、視聴者の感情に訴えかけるサムネイルが作れます。

は最も目を引く色で、緊急性や重要性を伝えたいときに効果的です。「速報」「緊急」系のコンテンツや、セール・限定情報、熱量のあるゲーム実況なんかに向いています。ただし、赤は使いすぎると疲れる色でもあるので、アクセントとして使うのがおすすめです。

は信頼感や落ち着きを与える色で、ビジネス系や教育系に最適です。ハウツー・解説動画、ビジネス・投資系、テック・IT系、落ち着いた雰囲気のVlogなどによく合います。ただ、青は競合が多い色でもあるので、濃淡や組み合わせで差別化することが大切です。

黄色やオレンジは注意を引く効果が高い色で、エンタメ系や明るい雰囲気のコンテンツに向いています。注目してほしいポイントの強調や、エンタメ・バラエティ系、食べ物・料理系によく使われます。黄色は背景として使うと眩しすぎることがあるので、アクセントカラーとして使うのが無難です。

エネルギッシュな配色例
エネルギッシュな配色例

は高級感や権威性を演出できる色です。暴露・衝撃系のコンテンツや、高級商品のレビュー、シリアスな解説、ゲームのダークな世界観などに効果的です。黒背景に白や金色の文字を組み合わせると、かなりインパクトのあるサムネイルになります。

ピンクや紫は可愛らしさやクリエイティブな印象を与えます。女性向けコンテンツやVTuber・配信者、美容・コスメ系に人気の配色です。

ゲーム実況向けの配色を考える

ゲーム実況は派手でエネルギッシュな配色が王道です。

私がよく見かけるパターンは、黒背景にネオンピンクやシアンを組み合わせたサイバーパンク風のデザインです。FPSやアクションゲームによく合います。もう一つは、黒から赤へのグラデーション背景に黄色や白の文字を置く炎系のデザイン。熱血バトル向けですね。落ち着いたゲームなら、ダークブルーに白や水色の文字を組み合わせたクール系も効果的です。

ゲーム実況向け配色例
ゲーム実況向け配色例

ゲームの世界観に合わせて色を選ぶのもポイントです。ホラーゲームなら紫や黒、ファンタジーなら金や緑といった具合に。ゲームの雰囲気と合った配色にすることで、視聴者が内容を直感的に理解できます。

ビジネス・稼ぐ系向けの配色を考える

ビジネス系は信頼感と高級感がキーワードです。

王道はネイビーに白と金の組み合わせで、信頼感と高級感を両立できます。稼ぐ系のコンテンツなら、黒背景に金や黄色の文字がよく使われます。お金のイメージと直結するからですね。「月収100万円」とか「年商1億円」みたいな数字を大きく見せるときは、金色や黄色で強調すると効果的です。

ビジネス向け配色例
ビジネス向け配色例

ビフォーアフター系の動画なら、ビフォー部分をグレーや暗い色で、アフター部分を明るくカラフルにすることで、変化を視覚的に表現できます。

VTuber・配信者向けの配色を考える

VTuberは自分のキャラクターカラーを活かすのが基本です。

キャラクターにイメージカラーがあるなら、それをベースにするのが一番。ファンが一目で「あ、この人の配信だ」とわかりますからね。雑談や癒し系の配信なら、柔らかいピンクや水色、ラベンダーなどのパステル系がおすすめです。ゲームや歌枠など盛り上がる配信なら、もっとビビッドな色使いにすると雰囲気が出ます。

VTuber向け配色例
VTuber向け配色例

配信内容によって色のトーンを変えると、視聴者が内容を判断しやすくなります。「今日はパステル系だから雑談かな」「ビビッドだからゲームかな」みたいに。

実際に色を選ぶときの手順

具体的に色を選ぶときの流れを説明します。

まず、その動画がどんな雰囲気かを考えます。楽しくてポジティブな内容なら暖色系(黄色、オレンジ、ピンク)、シリアスで重要な内容ならダーク系(黒、ネイビー)、信頼感を出したいなら寒色系(青、緑)、緊急性や注目を集めたいなら赤系、という具合です。

次に、同じキーワードで検索して競合のサムネイルをチェックします。どんな色が多いかを確認して、違う系統の色を選ぶようにしています。

そして「背景色」「メイン文字色」「アクセント色」の3色を決定します。コントラストが強くなる組み合わせを選ぶことを意識してください。

最後に、作ったサムネイルをスマホで見て、色がちゃんと目立っているかチェックします。小さく表示しても色の違いがわかるかどうかが大事です。パソコンで作業していると気づきにくいんですが、スマホで見ると意外とぼやけて見えることがあるんですよね。

AIツールなら配色も自動最適化される

ここまで読んで「色選びって難しい...」と思った方もいるかもしれません。正直、毎回これを考えながら作るのは大変です。私も以前は1枚のサムネイルに30分以上かかっていました。

最近はサムネAIを使うことが多いです。テンプレートを選んでテキストを入力するだけで、配色が最適化されたサムネイルが完成します。プロのデザイナーが作ったテンプレートがベースになっているので、色の組み合わせで失敗することがありません。ジャンルごとに最適な配色パターンが用意されているのも便利です。

AIで最適化されたサムネイル例
AIで最適化されたサムネイル例

無料でお試しできるので、色選びに悩んでいる方はぜひサムネAIを試してみてください。

まとめ

サムネイルの色選びで重要なポイントは3つあります。

まず、コントラストを極端にすること。背景と文字の色差をはっきりさせて、パッと見て読めるようにします。次に、使う色は3色以内に絞ること。色が多すぎると視線が分散してしまいます。そして、競合と違う色を選ぶこと。みんなと同じ色では埋もれてしまいます。

色の心理効果も覚えておくと便利です。赤は緊急性や情熱、青は信頼や安心、黄色は注意やエネルギー、黒は高級感や権威、ピンクや紫は可愛さやクリエイティブさを表現できます。

色選びは一度パターンを覚えてしまえば、そこまで難しくありません。この記事を参考に、あなたのチャンネルに合った配色を見つけてみてください。毎回色選びに悩むなら、サムネAIのようなツールを使って効率化するのもおすすめです。

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