ゲーム実況を始めたけど、サムネイルの作り方がわからない。他の実況者みたいなカッコいいサムネイルを作りたい。そんな悩みを持っている方、多いんじゃないでしょうか。
実は私も最初の頃、サムネイル作りにめちゃくちゃ苦戦しました。ゲーム画面をそのままスクショして文字を入れるだけ...みたいなサムネイルを作っていて、全然再生されなかったんです。
でも、いくつかのコツを押さえるだけで、サムネイルのクオリティは劇的に変わります。この記事では、ゲーム実況に特化したサムネイルの作り方を、具体例を交えて解説していきます。
ゲーム実況サムネイルの基本要素
まず、再生される実況動画のサムネイルに共通する要素を見ていきましょう。人気ゲーム実況者のサムネイルを100枚以上分析した結果、以下の要素が重要だとわかりました。
インパクトのあるキャッチコピー
ゲーム実況のサムネイルで最も大切なのは、パッと見て「見たい!」と思わせるキャッチコピーです。
効果的なキャッチコピーの例:
- 「神プレイ連発」「奇跡の逆転」(すごいプレイを予感させる)
- 「初心者必見」「これだけでOK」(役立つ情報を予感させる)
- 「〇〇がヤバすぎた」「衝撃の結末」(続きが気になる)
逆に、「#15」「Part32」みたいな連番だけのサムネイルは、初見の人には何の動画かわからないのでNGです。
ゲーム画面の効果的な使い方
ゲーム実況ならではの強みは、ゲーム画面そのものがビジュアルになること。でも、ただのスクショをそのまま使うのはもったいないです。
おすすめの使い方:
- 印象的なシーンを切り取る(ボス戦、レア装備、面白いバグなど)
- 画面を暗くして文字を読みやすくする
- キャラクターだけを切り抜いて配置する
特にキャラクターの切り抜きは効果的です。背景を変えるだけで、同じキャラでも毎回違う印象のサムネイルが作れます。
色使いとコントラスト
ゲーム実況のサムネイルは、派手でエネルギッシュな色使いが好まれます。
人気の配色パターン:
- 赤×黒(熱血・バトル系)
- 青×白(クール・戦略系)
- 黄×黒(注意・衝撃系)
- 紫×ピンク(ホラー・ミステリー系)
重要なのは、背景と文字のコントラストを強くすること。暗い背景なら明るい文字、明るい背景なら暗い文字というように、はっきり差をつけましょう。
ジャンル別サムネイルのコツ
ゲームのジャンルによって、効果的なサムネイルのスタイルは異なります。代表的なジャンル別のコツを紹介します。
FPS・バトロワ系(Apex、フォートナイト、ヴァロラントなど)
FPSやバトロワ系は、スピード感とインパクトが命。
効果的な要素:
- キル数や順位を大きく表示(「20キル」「チャンピオン」)
- 武器やキャラクターを目立たせる
- 斜めの構図でダイナミックに
- 赤やオレンジなど暖色系で熱さを演出
キャッチコピー例:
- 「〇〇が強すぎてヤバい」
- 「これが最強ムーブ」
- 「奇跡の1v3クラッチ」
サンドボックス系(マインクラフト、テラリアなど)
建築やクラフト系は、作品のビジュアルで勝負できます。
効果的な要素:
- 完成した建築物を美しく見せる
- ビフォーアフターで変化を見せる
- 使用素材やテクニックを予告する
キャッチコピー例:
- 「100時間かけた神建築」
- 「初心者でもできる〇〇の作り方」
- 「サバイバルで〇〇作ってみた」
ホラー系(バイオハザード、Dead by Daylightなど)
ホラー系は、恐怖と緊張感を演出するのがポイント。
効果的な要素:
- 暗めの色調(黒、紫、深い青)
- 敵キャラや怖いシーンを効果的に配置
- 恐怖を感じさせるフォント
キャッチコピー例:
- 「絶叫不可避」
- 「トラウマ級の恐怖」
- 「夜中に見ないでください」
RPG・ストーリー系
RPGはストーリーの続きが気になる演出が効果的。
効果的な要素:
- 印象的なシーンやキャラクター
- ネタバレにならない程度の伏線
- 感動や驚きを予感させる表現
キャッチコピー例:
- 「衝撃のラストに涙」
- 「まさかの展開」
- 「〇〇の正体が判明」
実際にサムネイルを作る3つの方法
ここからは、実際にゲーム実況サムネイルを作る方法を紹介します。スキルレベルや使える時間に合わせて選んでみてください。
方法1:AIツールで自動生成(初心者おすすめ)
最も簡単なのは、AIを使ってサムネイルを自動生成する方法です。
サムネAIでは、ゲーム実況やVTuber向けのテンプレートが豊富に用意されています。テキストを入力するだけで、数秒でプロ品質のサムネイルが完成します。
メリット
- 作成時間が1分以内
- デザインスキル不要
- ゲーム実況に最適化されたテンプレート
こんな人におすすめ
- サムネイル作成に時間をかけたくない
- デザインに自信がない
- 毎日投稿していて効率化したい
方法2:Canvaでテンプレートを活用
デザインツールの定番Canvaでも、ゲーム実況向けのサムネイルを作れます。
メリット
- 無料で使える
- テンプレートが豊富
- 細かいカスタマイズが可能
デメリット
- 作成に30分〜1時間かかる
- テンプレートが他の人と被りやすい
- ゲーム特化のテンプレートは少ない
方法3:Photoshopで本格的に作る
完全オリジナルのサムネイルを作りたい場合は、Photoshopがおすすめです。
メリット
- 自由度が最も高い
- プロ品質のサムネイルが作れる
- ブランディングを統一しやすい
デメリット
- 月額費用がかかる
- 学習コストが高い
- 1枚作るのに1時間以上かかることも
よくある失敗パターンと改善策
ゲーム実況サムネイルでやりがちな失敗を紹介します。
失敗1:ゲーム画面が暗すぎる
ゲーム画面をそのまま使うと、暗いシーンは本当に何も見えなくなります。
改善策:画面を明るく補正するか、文字の後ろに半透明の背景を敷く
失敗2:文字が読めない
ゲーム画面の上に直接文字を置くと、背景と被って読めないことが多いです。
改善策:文字に縁取り(アウトライン)をつける、または背景をぼかす
上のような「完全ガイド」系のデザインは、背景と文字のコントラストがしっかりしていて読みやすいです。
失敗3:情報を詰め込みすぎ
「Part32」「〇〇実況」「初見プレイ」「高画質」...みたいに情報を詰め込むと、何も伝わりません。
改善策:伝えたいメッセージは1つに絞る。詳細はタイトルで補足すればOK
失敗4:毎回同じデザイン
シリーズものだからといって、毎回まったく同じデザインだと飽きられます。
改善策:基本フォーマットは統一しつつ、色や配置に変化をつける
まとめ
ゲーム実況サムネイルの作り方をまとめると:
基本要素
- インパクトのあるキャッチコピー(10文字以内)
- ゲーム画面の効果的な使い方(切り抜き、加工)
- 派手でコントラストの強い色使い
ジャンル別のポイント
- FPS:スピード感、キル数、熱さ
- サンドボックス:作品ビジュアル、ビフォーアフター
- ホラー:恐怖演出、暗い色調
- RPG:ストーリーへの期待感
作成方法
- 時短重視ならサムネAIでAI生成
- 無料で作りたいならCanva
- こだわりたいならPhotoshop
サムネイルは動画の「顔」です。どんなに面白い実況をしても、サムネイルで興味を引けなければ見てもらえません。
この記事を参考に、あなたのゲーム実況チャンネルに合ったサムネイルを作ってみてください。