「テキストを入力するだけで、プロ品質の画像が作れる」
数年前なら冗談としか思えなかった話が、2026年の今では当たり前になりつつあります。AI画像生成ツールの進化は、正直なところ想像を超えるスピードでした。
MidjourneyやDALL-E 3といった名前を一度は聞いたことがあるかもしれません。でも実際に「どれを使えばいいのか」と聞かれると、選択肢が多すぎて迷いますよね。無料で使えるものから月額数千円のプロ向けまで、ツールの特徴も料金体系もバラバラ。
この記事では、実際に各ツールを使い込んだ経験をもとに、2026年時点で本当におすすめできるAI画像生成ツール7つを徹底比較します。無料枠の有無、画質、日本語対応、商用利用の可否まで、選ぶときに知っておきたい情報を全部まとめました。
AI画像生成ツールとは?
AI画像生成ツールとは、テキスト(プロンプト)を入力すると、AIが自動で画像を生成してくれるサービスのことです。「テキストから画像生成」「Text-to-Image」とも呼ばれます。
従来の画像制作では、Photoshopやillustratorなどの専門ツールを使いこなすスキルが必要でした。デザインの知識がない人がゼロから画像を作るのは、かなりハードルが高かったわけです。
AI画像生成ツールが変えたのは、まさにこの部分。「こんな画像が欲しい」と言葉で伝えるだけで、AIがデザイン・構図・配色すべてを処理してくれる。 デザイン経験ゼロでも、プロが作ったような画像が手に入ります。
主な用途を挙げると、以下のようなものがあります。
- YouTubeのサムネイル画像
- ブログやWebメディアのアイキャッチ画像
- SNS投稿用のビジュアル
- 広告バナーやクリエイティブ
- プレゼン資料の挿絵
- イラスト・アート作品の制作
ただし、ツールによって得意分野が大きく異なります。アート向きのもの、実写風が得意なもの、特定の用途に特化したものなど、特徴はさまざま。自分の目的に合ったツールを選ぶことが、満足いく結果を得るための第一歩です。
AI画像生成ツールの選び方|5つのチェックポイント
数あるAI画像生成ツールの中から自分に合ったものを見つけるために、押さえておきたいポイントが5つあります。
1. 画質・表現力
生成される画像のクオリティはツールによって大きく差があります。特に以下の点をチェックしましょう。
- 解像度: 低解像度だと印刷やサムネイルに使えない場合がある
- 写実性: 実写風の画像がどれだけリアルか
- アート性: イラストやデジタルアート風の仕上がり
- テキスト描画: 画像内に文字を入れたいなら、テキスト描画の正確さは重要
2. 生成速度
画像1枚の生成にかかる時間は、数秒から数分までさまざま。大量に画像を作りたい場合や、スピードが求められるビジネスシーンでは、生成速度が重要なポイントになります。
3. 日本語対応
海外製ツールの多くは英語のプロンプトが前提。日本語のプロンプトに対応しているか、画像内の日本語テキストがきちんと描画されるかは、日本語コンテンツを作る上で無視できないポイントです。
4. 価格・無料枠
完全無料で使えるもの、無料枠があるもの、有料プランのみのものなど、料金体系はさまざま。「お試しで使いたい」なら無料枠が重要ですし、「仕事で毎日使う」なら月額料金とコスパのバランスを見る必要があります。
5. 商用利用の可否
ビジネスで使うなら、商用利用が認められているかどうかは必ず確認すべきポイント。ツールによって商用利用のルールが異なるため、利用規約をしっかりチェックしましょう。詳しくはAI画像の著作権・商用利用ガイドで解説しています。
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AI画像生成ツールおすすめ7選|特徴と使い方を徹底解説
ここからは、2026年現在でおすすめのAI画像生成ツール7つを詳しく紹介していきます。それぞれの強み・弱み、料金、向いている人を具体的にまとめました。
1. Midjourney(ミッドジャーニー)― 高品質・アーティスティック
Midjourneyは、AI画像生成ツールの中でもトップクラスの画質を誇るサービスです。特にアート性の高い表現力が強みで、「AIが作ったとは思えない」レベルの画像が生成できます。
もともとDiscord上でしか使えなかったのですが、現在はWeb版も提供されており、ブラウザから直接利用できるようになりました。V6.1モデルでは手指の描画精度が大幅に向上し、以前よく指摘されていた「指が6本ある問題」もほぼ解消されています。
強み:
- AI画像生成ツール全体の中で最高峰の画質
- アート、イラスト、写実、どのスタイルもハイクオリティ
- コミュニティが活発で、プロンプトの事例が豊富
- 画像のアップスケール(高解像度化)機能が優秀
弱み:
- 無料プランが廃止されており、有料プランのみ
- プロンプトは英語が基本(日本語も入力可能だが精度が落ちる)
- 画像内の日本語テキスト描画は苦手
- 細かいコントロールには慣れが必要
料金:
- Basic: $10/月(約200枚/月)
- Standard: $30/月(無制限のRelaxモード)
- Pro: $60/月(ステルスモード等の追加機能)
向いている人: 画質にこだわりたいクリエイター、アート系の画像を大量に作りたい人、英語プロンプトに抵抗がない人
2. DALL-E 3 / ChatGPT ― 手軽さNo.1
DALL-E 3は、OpenAIが開発した画像生成AI。最大の特徴はChatGPTと統合されていること。ChatGPTのチャット画面で「こんな画像を作って」と日本語で頼むだけで、画像が生成されます。
プロンプトエンジニアリングの知識がなくても、普段の会話のように指示を出せるのが圧倒的な手軽さのポイント。「もうちょっと明るくして」「背景を海に変えて」といった修正指示も自然言語で伝えられます。
強み:
- ChatGPTとの統合により、会話形式で画像を生成できる
- 日本語プロンプトへの対応が優秀
- プロンプトの知識がなくても直感的に使える
- テキスト描画の精度が他ツールと比べて高い(英語)
弱み:
- アート性ではMidjourneyに劣る
- 生成枚数に制限がある(ChatGPT Plus: 1日あたりの制限あり)
- 細かいスタイル指定はやや苦手
- 日本語テキストの画像内描画はまだ不安定な場面がある
料金:
- ChatGPT無料プラン: DALL-E 3を一部利用可能(制限あり)
- ChatGPT Plus: $20/月(DALL-E 3の利用回数が拡大)
- API利用: 画像サイズ・品質に応じた従量課金
向いている人: とにかく手軽に画像を作りたい人、ChatGPTを既に使っている人、プロンプトの書き方に詳しくない初心者
3. Stable Diffusion ― カスタマイズ性最強・無料
Stable Diffusionは、Stability AIが開発したオープンソースの画像生成AI。最大の特徴は無料で利用でき、自分のPC上で動かせること。コードが公開されているため、拡張機能やカスタムモデルを自由に組み合わせて、自分だけの画像生成環境を構築できます。
Web UIとして「AUTOMATIC1111」や「ComfyUI」が有名で、これらを使えばプログラミングの知識がなくてもGUI操作で画像を生成できます。SDXL、SD3と世代を重ねるごとに画質も大幅に向上しています。
強み:
- 完全無料で利用可能(ローカル実行時)
- カスタマイズ性が最も高い(LoRA、ControlNet等)
- 生成枚数に制限なし(ハードウェア性能次第)
- コミュニティが非常に活発で、カスタムモデルが豊富
- 商用利用もライセンス条件に沿えばOK
弱み:
- 初期セットアップにある程度の技術知識が必要
- 高性能なGPU(VRAM 8GB以上推奨)が必要
- 初心者にはハードルが高い
- クラウド版サービスを使う場合は有料になる場合もある
料金:
- ローカル実行: 無料(ハードウェアは自前で用意)
- DreamStudio(公式クラウド版): クレジット制で従量課金
- 各種クラウドサービス: 月額$10前後から
向いている人: 技術的な知識がある人、画像生成を自分好みにカスタマイズしたい人、大量に画像を生成するヘビーユーザー、コストをかけたくない人
4. Adobe Firefly ― 商用利用の安心感
Adobe Fireflyは、PhotoshopやIllustratorで知られるAdobeが提供するAI画像生成ツール。最大の強みは商用利用における安心感。Adobeは学習データにAdobe Stockの素材やパブリックドメインの画像のみを使用していることを明言しており、著作権侵害のリスクが極めて低い設計になっています。
Photoshopの「生成塗りつぶし」機能にもFireflyの技術が組み込まれており、既存のAdobe製品ワークフローとシームレスに連携できるのも大きなメリットです。
強み:
- 商用利用に関する安心感が最も高い(学習データが明確)
- Adobe製品との統合(Photoshop、Illustrator等)
- スタイルリファレンス機能で、参考画像に寄せた生成が可能
- 日本語プロンプト対応
弱み:
- 画質の最高峰はMidjourneyに譲る
- 無料枠のクレジット数が限られている
- アーティスティックな表現よりも実用的なビジネス画像が得意
- 他ツールと比較すると生成の自由度がやや低い
料金:
- 無料プラン: 月25クレジット(画像生成は1枚1クレジット)
- Adobe Firefly プレミアムプラン: 月額$9.99(2,000クレジット/月)
- Creative Cloudプランに含まれる場合もあり
向いている人: ビジネスで画像を使う人、著作権リスクを最小限にしたい企業担当者、既にAdobe製品を使っている人
商用利用のルールについてもっと詳しく知りたい方は、AI生成画像の著作権・商用利用ガイドを参照してください。
5. Canva AI(Magic Media)― デザインツール統合
Canvaは世界で1億人以上が利用するデザインプラットフォーム。その中に搭載されたAI画像生成機能「Magic Media」を使えば、画像生成からデザイン編集まで、1つのツール内で完結できます。
AI画像生成ツールとしての性能だけを見ると、MidjourneyやDALL-E 3には及びません。しかし、生成した画像をそのままバナーやSNS投稿のデザインに組み込めるというワークフローの一体感は、Canvaならではの強みです。
強み:
- 画像生成からデザイン編集・書き出しまでワンストップ
- テンプレートが豊富で、デザイン初心者にも使いやすい
- SNS投稿やプレゼンなど、用途別のサイズ変換が簡単
- チーム共有・コラボレーション機能が充実
弱み:
- AI画像の品質は専門ツールに比べると中程度
- 無料プランのAI画像生成回数が限られている
- 複雑な画像やアート表現は苦手
- 日本語テキストの画像内描画はまだ精度が低い
料金:
- 無料プラン: AI画像生成は回数限定
- Canva Pro: 月額$12.99(月500クレジット)
- Canva Teams: 月額$14.99/人
向いている人: デザイン作業と画像生成を1つのツールで済ませたい人、Canvaを既に使っている人、SNS運用担当者
6. Leonardo.AI ― 無料枠が充実
Leonardo.AIは、無料枠の充実度で群を抜くAI画像生成ツール。無料アカウントでも毎日150トークンが付与され、1日あたり数十枚の画像生成が可能です。
ゲーム業界出身のチームが開発しているだけあって、ゲームアセットやキャラクターデザインの生成に強い。ただし、それ以外の一般的な画像生成にも十分対応しています。独自モデルに加えてStable Diffusionベースのモデルも選択でき、用途に応じて使い分けられるのも特徴です。
強み:
- 無料枠が非常に充実(毎日トークン付与)
- ゲーム風・キャラクター系の画像生成が得意
- 複数のAIモデルから選択可能
- Canvas機能で画像の部分編集が可能
- リアルタイム生成モードでプロンプトを打ちながらプレビュー確認
弱み:
- 日本語プロンプトへの対応は弱め(英語推奨)
- 商用利用は有料プランのみ
- 写実的な人物画像はやや不自然になることがある
- UIが多機能すぎて初心者は迷いやすい
料金:
- 無料プラン: 毎日150トークン付与
- Apprentice: $12/月(8,500トークン/月)
- Artisan: $30/月(25,000トークン/月)
- Maestro: $60/月(60,000トークン/月)
向いている人: 無料でたくさん画像を作りたい人、ゲーム系のアセットやキャラクターを生成したい人、複数モデルを試したい上級者
7. サムネAI ― YouTube・SNSサムネイル特化
サムネAIは、YouTubeサムネイルやSNS画像の生成に特化したAI画像生成ツール。「テンプレートを選んでタイトルを入力するだけで、プロ品質のサムネイルが完成する」というコンセプトで設計されています。
汎用的なAI画像生成ツールとは異なり、サムネイルに必要な要素(背景、人物、テキスト配置、構図)すべてをAIが一括で処理します。一般的な画像生成AIで課題になりがちな「テキストの配置」や「日本語フォントの描画」にも対応しているのが特徴です。
テンプレートは100種類以上を用意。ゲーム実況、VTuber、ビジネス、教育、料理など、ジャンル別に最適化されたデザインが揃っています。テンプレートを使わず自由なプロンプトで生成する「カスタムモード」もあり、「こういう雰囲気のサムネが欲しい」とテキストで伝えるだけで画像が生成されます。
強み:
- YouTubeサムネイル・SNS画像に完全特化した設計
- 日本語テキストの描画品質が高い(Nano Banana Pro搭載)
- テンプレート選択 + タイトル入力だけの簡単操作
- 生成速度が速い(約10〜20秒)
- 4K解像度(3840x2160)で出力可能
弱み:
- サムネイル・バナー以外の汎用的なアート生成には向いていない
- 無料枠は3枚まで(お試し用)
- イラストや絵画風の表現は他の汎用ツールが強い
料金:
- 無料プラン: 3枚まで生成可能
- Basic: 月額990円(30クレジット/月)
- Creator: 月額1,980円(60クレジット/月)
- Pro: 月額4,980円(200クレジット/月)
向いている人: YouTubeサムネイルを効率よく作りたい人、デザインスキルがない初心者、日本語チャンネルの運営者、SNS運用でバナーを頻繁に作る人
YouTubeサムネイルの作り方について詳しく知りたい方は、サムネイル作成ツール比較7選も参考にしてみてください。
AI画像生成ツール比較一覧表
7つのツールの主要スペックを一覧表にまとめました。
| ツール | 無料枠 | 有料プラン | 画質 | 日本語プロンプト | 日本語テキスト描画 | 商用利用 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Midjourney | なし | $10/月〜 | 最高 | 対応(英語推奨) | 苦手 | 有料プランで可 | アート性No.1 |
| DALL-E 3 | 一部可能 | $20/月〜 | 高い | 良好 | やや不安定 | 規約に準拠で可 | ChatGPT統合で手軽 |
| Stable Diffusion | 完全無料(ローカル) | クラウド版$10/月〜 | モデル次第 | モデル次第 | 苦手 | ライセンスに準拠 | カスタマイズ性最強 |
| Adobe Firefly | 月25クレジット | $9.99/月〜 | 高い | 対応 | 対応(英語中心) | 安心(学習データ明確) | 商用利用の安心感 |
| Canva AI | 回数限定 | $12.99/月〜 | 中程度 | 対応 | 苦手 | Proプランで可 | デザインツール統合 |
| Leonardo.AI | 毎日150トークン | $12/月〜 | 高い | 弱い(英語推奨) | 苦手 | 有料プランで可 | 無料枠が充実 |
| サムネAI | 3枚 | 990円/月〜 | 高い(4K) | 完全対応 | 得意 | 可 | サムネ特化・日本語強い |
この表を見ると、目的によって選ぶべきツールが明確に分かれることがわかります。万能なツールはなく、それぞれに得意分野がある。大事なのは、自分の用途に最も合ったツールを選ぶことです。
用途別おすすめツールガイド
「結局、自分にはどれが合うの?」という疑問に、用途別で答えます。
YouTubeサムネイルを作りたい
第一候補: サムネAI
YouTubeサムネイルに必要な要素(目を引く構図、読みやすい日本語テキスト、適切なサイズ)をすべて考慮して生成してくれるのは、用途特化型のサムネAIが一番バランスが良い。テンプレート選択とタイトル入力だけで完成するので、動画投稿のたびにデザインで悩む時間をゼロにできます。
もしデザインの自由度を求めるなら、Canva + 素材としてのMidjourneyやDALL-E 3の組み合わせも選択肢になります。
SNS投稿画像を作りたい
第一候補: Canva AI / サムネAI
InstagramやX(旧Twitter)用の画像は、各プラットフォームに最適なサイズで書き出す必要があります。Canva AIはSNS用テンプレートが豊富で、サイズ変換も簡単。サムネAIもSNS用途のテンプレートを用意しています。
SNS画像のサイズ規格について詳しくは、SNS画像サイズ一覧2026を参照してください。
ブログのアイキャッチ画像を作りたい
第一候補: DALL-E 3(ChatGPT)/ Adobe Firefly
ブログのアイキャッチは、記事の内容を象徴するビジュアルが求められます。ChatGPTに記事の概要を伝えて画像を生成する流れが効率的。商用メディアであれば、著作権リスクの低いAdobe Fireflyも安心です。
ブログアイキャッチをAIで自動生成する方法で、具体的な手順を解説しています。
広告バナーを作りたい
第一候補: Adobe Firefly / サムネAI
広告クリエイティブは商用利用が前提なので、著作権リスクの低さが最重要。Adobe Fireflyの安心感は群を抜いています。YouTubeやSNS向けの広告バナーなら、サムネAIのテンプレートで短時間に複数パターンを作り、A/Bテストに回すワークフローも効率的です。
広告バナーの作り方については広告バナーの作り方ガイドも参考にしてみてください。
イラスト・アート作品を作りたい
第一候補: Midjourney / Stable Diffusion
純粋なアート表現を追求するなら、画質トップのMidjourneyか、無限にカスタマイズできるStable Diffusionが最適。Stable Diffusionはアニメ風・漫画風のカスタムモデルも充実しており、自分好みのスタイルを突き詰めたい人には最高の環境です。
OGP画像を自動生成したい
第一候補: DALL-E 3 API / サムネAI
OGP画像はブログやWebサービスのシェア時に表示される画像。記事数が多い場合は自動化が鍵になります。DALL-E 3のAPIを使ったプログラムによる自動生成や、サムネAIのテンプレートを活用する方法が効率的です。OGP画像をAIで生成する方法で詳しく解説しています。
AI画像生成の注意点|著作権と商用利用のルール
AI画像生成ツールを使う上で、必ず知っておくべき注意点をまとめます。
著作権に関するポイント
2026年現在、日本の著作権法ではAI生成画像の取り扱いについて以下の考え方が一般的です。
- AIが自動生成した画像: 人間の創作的関与が少ない場合、著作物に該当しない可能性が高い
- 人間が詳細に指示して生成した画像: 人間の創作的関与が認められ、著作物に該当する可能性がある
- AI生成画像を加工・編集した場合: 人間の創作的表現が加わるため、著作物として認められやすい
つまり、「AIに簡単に指示して出てきた画像」を自分の著作物として主張するのは難しいが、使うこと自体は自由、というのが基本的な解釈です。
商用利用時の注意点
| 注意点 | 詳細 |
|---|---|
| 各ツールの利用規約を確認 | 商用利用の可否はツールごとに異なる。特に無料プランでは商用不可の場合がある |
| 既存著作物との類似性 | 特定のキャラクターやブランドに酷似した画像を生成・使用すると問題になる可能性 |
| 人物の肖像権 | 実在の人物に似た画像を生成する場合、肖像権やパブリシティ権に抵触するリスク |
| プラットフォームの規約 | YouTubeやSNSなど、各プラットフォーム独自の規定にも注意 |
特に商用利用においては、Adobe Fireflyのように学習データが明確なツールを選ぶか、利用規約を十分に確認した上で使うことが重要です。
詳しい解説はAI生成画像の著作権・商用利用ガイドをご覧ください。
生成画像のファクトチェック
AI画像生成ツールは、指示に忠実でないものを生成することがあります。特に以下の点には注意が必要です。
- 実在しないロゴやブランド名が画像に含まれる
- 文字が意味不明な配列になる(特に日本語)
- 人物の手指や身体の一部が不自然
- 実在の建物や風景と微妙に異なる画像
生成された画像は必ず確認してから使用するようにしましょう。
よくある質問(FAQ)
Q1. AI画像生成は完全無料で使えるツールはある?
あります。Stable Diffusionは自分のPCにインストールすれば完全無料で使えます。ただし、高性能なGPU(VRAM 8GB以上)が必要です。クラウド型ではLeonardo.AIが毎日無料トークンを付与しているため、無料でもかなりの枚数を生成できます。ChatGPTの無料プランでもDALL-E 3を一部利用可能です。
Q2. AI画像生成で作った画像は商用利用できる?
ツールによります。Adobe Fireflyは学習データが明確で、商用利用において最も安心。Midjourneyは有料プランであれば商用利用可能。Stable Diffusionはモデルのライセンスに準拠する形で商用利用が可能です。無料プランでは商用利用が制限されるツールもあるため、各ツールの利用規約を必ず確認してください。
Q3. 日本語のテキストが入った画像を作りたいのですが、どのツールがいい?
日本語テキストを画像内に正確に描画するのは、現状多くのAI画像生成ツールにとって課題です。汎用ツールの中ではDALL-E 3が比較的得意ですが、それでも完璧ではありません。YouTubeサムネイルなど日本語テキストが重要な用途なら、サムネAIがフォント配置まで含めて最適化されているため、最も安定した結果が得られます。
Q4. AI画像生成の初心者にはどのツールがおすすめ?
初めてAI画像生成を試すなら、ChatGPT(DALL-E 3)が最も手軽。チャット形式で「こんな画像を作って」と伝えるだけなので、プロンプトの書き方を学ぶ必要がありません。具体的な目的(YouTubeサムネ作成など)がある場合は、その用途に特化したツールを選ぶ方が効率的です。
Q5. 複数のAI画像生成ツールを併用するメリットはある?
大いにあります。実際、プロのクリエイターの多くは複数ツールを使い分けています。例えば、「Midjourneyで素材画像を生成 → Canvaでレイアウト」「ChatGPTでアイデア出し → Stable Diffusionで本番画像を生成」といった組み合わせが効果的です。各ツールの得意分野を活かして使い分けることで、単体で使うよりも高品質な結果が得られます。
まとめ|自分の目的に合ったAI画像生成ツールを選ぼう
AI画像生成ツールは、2026年現在で選択肢が非常に豊富になっています。改めて、用途別のおすすめを整理すると以下の通りです。
- 画質最優先: Midjourney
- 手軽さ重視: DALL-E 3(ChatGPT)
- カスタマイズ・無料: Stable Diffusion
- 商用利用の安心感: Adobe Firefly
- デザインツール統合: Canva AI
- 無料でたくさん使いたい: Leonardo.AI
- YouTubeサムネ・SNS画像: サムネAI
万能なツールは存在しません。大事なのは「何を作りたいか」を明確にして、その目的に最も合ったツールを選ぶこと。迷ったら、まずは無料枠やトライアルで実際に試してみるのが一番です。
YouTubeのサムネイルやSNS用画像を作りたいなら、サムネAIの無料プラン(3枚まで)で実際の仕上がりを確認してみてください。テンプレートを選んでタイトルを入れるだけで、デザインスキル不要で完成します。
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